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緑のカーテンとは

猛暑と呼ばれる中にあっても、鬱蒼と緑の生い茂る森や林のなかは、ひんやりと心地好いものです。
これは、生い茂る葉や重なる枝に日差しが遮られるという事もありますが、植物の蒸散作用(水分を放出し蓄熱を防ぐ)によるところが大きいのはご存知でしたでしょうか。
日差しを遮るカーテンやすだれといったものは直射日光による温度上昇を抑えてくれている間に、どんどん自分自身に熱を蓄えてしまいます。
そうなってしまうと、日差しを遮ってくれてはいても輻射熱による温度上昇の原因となってしまうのです。
その点、蒸散作用を持つ植物の場合、自身に熱を蓄えませんので、輻射熱による温度上昇もありません。
そうした利点を南国の方々は、遥か昔から利用してきたようですが、エアコンの普及で、とんと見かけなくなってしまいましたが、日本でも藤棚や糸瓜、朝顔などが夏の風物詩として利用されてきたのは平安以前からではないでしょうか。
つる性の植物で、戸外の日差しを遮り、その蒸散作用で、涼を取るという、古い先人の知恵が理論的な説明のもとで、地球温暖化の叫ばれる今、二酸化炭素の削減効果の期待も込めて、緑のカーテンとして蘇えろうとしているようです。



緑のカーテン(グリーンカーテン)で、真夏のあなたのお部屋の温度が10度下がる! 【rs_fg0609】

緑のカーテンの効果

省エネの呼びかけで、エアコンでの室温設定28度が言われ始めてしばらくたちますが、猛暑日などでは、たとえカーテンなどで直射日光を遮ったとしても、輻射熱によって、室温設定28度のエアコンでは室温がなんと40度以上まで上昇することもめずらしいことではないそうです。

室内でエアコンが使われていながら熱中症などの事故がおこるのもわかるような気がします。
そんなとき緑のカーテンなら、日差しを遮るだけでなく、輻射熱も発生しませんので、20%から30%の省エネ効果を期待できると言うことですから、同じ室温設定28度のエアコンでも30度強に室温を保てるそうです。

緑のカーテン 作り方

はじめは身近で育てやすいアサガオなどはいかがでしょう。
プランター、培養土、小石、植物用消毒剤、園芸用のネット、突っ張り棒、そしてアサガオのタネ。
これだけあればとりあえず十分ですね。
DIYショップや園芸店ですべて揃ってしまいます。
もちろんネット通販でも簡単に見つけられるでしょう。
プランターに薄く小石を敷いて培養土をかけます。
一晩水につけ置いたアサガオを種を10cmほどの間隔に上、水をあげます。
水はたっぷり、朝晩2回あげてください。
つるが出るようになったら、いよいよ緑のカーテン作りにとりかかりましょう。
園芸用ネットを棒に固定して、つるを巻きつけます。きれいな緑のカーテンにするにはバランスよく巻きつけてあげましょう。

緑のカーテン エトセトラ

緑のカーテンにはアサガオの他にもヘチマやニガウリ、きゅうりなどもオススメです。
つるのある植物ならなんでもいいと言えますが、品種改良で食物としての性質を特に改良されたものなどは、手間をかけないと難しいものとなってしまっているようです。
もちろん手間を楽しんで、緑のカーテンの他に食べる楽しみというのもいいですが、あまり手間隙掛けるのは、ちょっと、という方には、できるだけ原種に近いものがおすすめです。
ネットを探すと、お手軽な水耕栽培キットでの緑のカーテンもご紹介されています。
忙しい方などにはオススメかもしれませんね。
でも、いずれにしても建物の外壁に直接植物を這わせてしまうと、外壁の材質を少しずつ破壊や分解しながら成長してしまうことが考えられますので、注意が必要です。



緑のカーテン